2026年1月の予定献立表 (希望の郷)
1月は1日、2日、7日が行事食となります。
お雑煮とは
お雑煮とは、日本の伝統的な正月料理の一つであり、祝いの席に欠かせない特別なスープ料理です。平安時代1から続くとされ、その歴史は長く、日本文化の象徴とも言えます。
名前の由来は、餅や野菜を一緒に煮る「煮雑ぜ(にまぜ)」から来ています。
一般的には、餅、大根、人参、ほうれん草、鶏肉や魚介類などの具材を用い、地域や家庭によってさまざまな具材が、だしや味噌、醤油などで味付けされます。地域や家庭によって異なりますが、その多様性こそが日本文化の豊かさを表しています。

幸せへの願いが込められた料理
お雑煮には、食材ひとつひとつに「幸せへの願い」が込められています。例えば餅は力や長寿、繁栄を象徴します。人参は魔除けや健康を祈願し、大根は清らかさや無病息災を願う意味があります。
| 食材 | 意味 |
|---|---|
| 餅 | 力・長寿・繁栄 |
| 人参 | 魔除け・健康 |
| 大根 | 清らかさ・無病息災 |
| かつおだし | 勝負運・成功 |
| かまぼこ | 日の出・祝い事 |
| なると | 縁起の渦・繁栄 |
| 鶏肉 | 家庭の安定 |
お雑煮は、新しい年の始まりを祝うとともに、家族や地域の絆を深める役割も果たしています。日本の豊かな食文化と伝統を感じさせる重要な行事食です。
希望の郷では、「入居者様、利用者様に、いつまでもお元気でお過ごしいただけますように」という幸せへの願いを込めて、ご提供させていただきます。
===脚注===
- 1.平安時代は794年(延暦13年)から1185年(文治元年)頃までの約400年間で、現在(2025年)から数えると、約830年前から1200年近く前の時代にあたります。 ↩︎







